構造生物学の研究

物質の構造と機能の解明

翻訳後修飾と細胞内輸送のしくみ
翻訳後修飾と細胞内輸送のしくみ。

ゲノム情報が実際に有用な知識として応用されるには、生体高分子、特にタンパク質やその複合体の立体構造を原子レベルで解析することが不可欠であり、このための最も強力な武器が放射光を用いたX線結晶構造解析です。
 
国内外の研究グループと共同研究ネットワークを組み、分子生物学や細胞生物学のみならず、分析装置開発までも含めた構造生物分野の研究開発を推進しています。また、放射光単色X線の医療用画像診断への応用を目指したシステム開発等も行っています。

タンパク質の構造解析には欠かせない世界最高水準のタンパク質構造解析装置を備え、共同利用実験や共同研究を進めています。2009年春には、大強度のX線による迅速なX線回折データ収集が可能となるタンパク質X線結晶構造解析用ビームラインAR-NE3Aが稼働を開始し、更に測定の自動化を推進するための技術開発により、1日当たり200個以上の試料の連続測定及びデータ処理を実現しました。
 
さらに、タンパク質の結晶化を大規模に行うロボット、サンプル交換ロボット、それらを統合するコラボサーバーやソフトウェア、次世代X線検出器など、より効率よく高度な構造生物学研究を行うためのさまざまな技術開発を行っています。

タンパク質の構造を研究する装置
2009年春に新設されたタンパク質の構造を研究する装置。


構造生物学研究センターのトップページ(研究者向け情報も含まれています)